hanelca

日常に“旅気分”を加えてくれる帆布バッグ

「私たち夫婦は、ふたりとも旅が好きなので、『旅するときに、あったらいいな』をテーマに、商品を生み出しています」

そう語るのは、小物ブランド「hanelca(ハネルカ)」のデザイナー・川浦亜弥さん。同ブランドでは、“旅”をテーマにしたトートバッグをはじめとした布製アイテムや革製品を主に扱っている。

しかし、いくら旅が好きな人でも、“旅行”でしか使えないアイテムを購入するのは、やや気が引けるのではないだろうか。その点、hanelcaなら安心だ。同ブランドでは日常まで、たとえば散歩のときでさえ、“旅気分”にさせてくれる、ワクワクできるようなアイテム作りを心掛けているからだ。

「商品を作る際に、旅で使えることを前提に考えますが、同時に、日常で使えないものは没にしているんです」

ブランド名のhanelcaは、「跳ねる鹿」を意味し、『日本だけでなく、世界中の人のもとへ、軽やかに飛び跳ねていきたい(商品を届けていきたい)』という思いが込められている。

そんなhanelcaが立ち上がったのは2013年。会社勤めをしながら並行して別ブランドを手掛けていた川浦亜弥さんに、ご主人の大介さんが合流し、新たにスタートさせたのが同ブランドだ。

亜弥さんは、叔母がバッグ職人だったこともあり、「小さい頃からミシンを使いバッグを作ることもあった」が、それはあくまで趣味の範疇だったそう。高校卒業後は、美術系の大学に進学。そこで「着物の柄をモチーフ」にしたデザインを考える機会があった。

「その中で、着物に興味を持ち、“日本の着物文化とデザイン性”に強く惹かれました」

大学卒業後は一般企業に就職。だが着物への思いを捨てきれず、働きながら、アンティーク着物を使ったバッグブランド『鹿の子(かのこ)』を立ち上げた。以来、8年ほど仕事と並行して作品作りを続けた。

「ですが、アンティークということで生地の買い付けだけでも大変でした。またバッグには強度も必要ですが、アンティーク着物には破れやすいという課題があり、次第に『鹿の子』に限界を感じるようになっていました」

そこで、「鹿の子」の和へのこだわりは踏襲しつつ、よりバッグに最適な素材を使った新しいブランドを立ち上げることを決める。そうして誕生したのがhanelcaだ。

「会社員時代、私は海外での仕事が多く、その中で日本の魅力、技術力の高さを再確認しました。だからhanelcaでは、生地から縫製まで、すべてをメイド・イン・ジャパンにこだわることを決めました。そこで日本で作られている生地に目を向けたところ、“帆布”に出会いました」

帆布は、船の帆やトラックの幌に使われるほど耐久性が高く、さらに水を通しにくい性質もある。そこに亜弥さんはバッグとの親和性を見出した。加えて、hanelcaでは、日本有数の産地・倉敷産の最高品質の帆布を使うことで、より高いクオリティを実現している。

「帆布は重いイメージがありますが、hanelcaでは裏地を付けないようにしたり、構造を工夫したりすることで軽量化し、軽くて使いやすいバッグへと仕上げています」

さらにそのデザインは、愛らしさに満ちている。

「しっかりとコンセプトを掲げ、機能性とデザイン性を両立することを意識していますが、まずは『かわいい』と思って手に取ってもらえたらと考えています」

hanelcaの特徴でもあるデザインは、「コーディネートのアクセントになれる」ことを意識してのものだ。

「hanelcaでは、黒は墨色、赤は朱色と呼んでいます。柄は着物に使われる、うろこ柄や雲柄をモチーフにしたものや、定番のストライプやドット柄があります。どれも和のテイストが漂っているので、和装にも洋装にも合うとよく言われます」

その汎用性の高さが評価され、いまでは呉服店でも取り扱いがあるという。さらに最近では、日本らしいデザインが注目され、海外からのオーダーもあるそうだ。

「また男性に人気のアイテムも多く、男女問わず、幅広い年齢層のお客さまがhanelcaのアイテムを使ってくださっています。そのことを、デザイナーとして、とてもうれしく思っています」

染めはすべて、京都の老舗染め工場に手作業で仕上げてもらっている。帆布は生地が厚く、染めること自体が難しい。その課題を同工場が解決してくれたからこそ、現在のhanelcaのテーマが実現したと言っても過言ではない。完成した生地はアトリエで保管し、亜弥さんがデザイン・サンプル生産作業を行う。

「漫画家さんでも『好き』をテーマにした作品の方が受け入れられることは多いと思うんです。私たちも、大好きな“旅”をテーマにしたことで、アイデアに困ることもないですし、自分たちの経験も活かせているので、その点は本当によかったと感じています」

hanelcaがバッグを中心に製作しているのは、“旅”にバッグは欠かせないからだ。しかしどうせ選ぶなら、持っているだけで、気分まで明るくさせてくれるものがいい。

「hanelcaのバッグは、旅に持っていきたくなるものを目指しています。また旅行時のさまざまなシーンを想定して作っていますから、利便性も高いんです。たとえば、『荷物が少ないときは手持ちバッグとして、荷物が多いときはショルダーバッグとしても使えるように』と、旅行中のことを考えながら製作しているんです。だからきっと、手に取ってもらえれば、見た目のデザインだけでなく、その機能性の高さも感じてもらえると思います」

もし人生を長い旅路だと考えるならば、日常だって旅の一部だ。hanelcaのバッグは、デザインと機能で、日常に“旅”というアクセントを加えてくれる。だから持っているだけで、毎日をちょっと楽しく、豊かにしてくれるのだ。

Profile
Brand

旅をテーマにしたアイテムを扱う小物ブランド「hanelca(ハネルカ)」。旅先だけではなく、「持っているだけで日常がすこし旅気分になるように」という思いを込めて作られたアイテムは、どれも使いやすいデザインでありながら機能性に優れている。素材はすべて国産にこだわり、布製アイテムに使われている帆布は倉敷の最高品質のもの。染めは、京都の老舗染め工場の手作業によるもの。丁寧な手作業で作られた商品は、「旅と日常を彩るアクセント」として、毎日を楽しくしてくれそうなものばかり。

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