FUNFAM

身体にも環境にも優しい、子どもとママのための竹食器

仕事と育児の両立で悩む女性は多い。子ども向け竹食器ブランド「FUNFAM(ファンファン)」の代表であり、離乳食の研究家でもあるYASUYOさんは、自身の経験と重ね合わせてこう語る。

「ときには忙しく、お惣菜を買って食卓に並べることもあると思うんです。そこに罪悪感を覚えるママも多いのですが、私は『そんな日があってもいい』と考えています。それよりも、『お惣菜を器に移してあげてほしい』なと思います。なぜなら、それだけで子どもの印象はまるで違うものになるからです」

子どもの成長は早い。少し大きくなった子どもは、パックのまま出てきた食事を見て傷つくこともある。だが不思議なことに、食器に盛られているだけで、子どもは笑顔でいられるそうだ。つまり、それほど食器の重要度は高い。そこにYASUYOさんは着目した。

「FUNFAMの竹食器は、ママとお子さんのことを考えて作られています。たとえばVALANCER SET(バランサーセット)は、魚や野菜のイラストが描かれているのですが、そこにおかずを盛り付けることで、自然と栄養バランスの偏りを防げるようにしてあります」

しかし、「子どもにとって使いやすい食器でなければ意味がない」とYASUYOさんは言う。

「研究を重ねた結果、この食器は高さを21ミリにしています。それより低いと、子どもはスプーンで食べるときに皿の縁に寄せて食べるので、どうしてもこぼしてしまうんです。上手に食べることができると、子どもはママに褒められたい一心で、次も上手に食べようとします。そのためにもまずは、成功体験を作ってあげることが大切なんです」

YASUYOさんはこれまでも地道に研究を重ね、母と子が笑顔になれる子ども向け竹食器を多数生み出してきた。しかしその道のりは、決して平坦ではなかったそうだ。

「もともと私は、航空会社でキャビンアテンダントをしていたんです。結婚した主人が家具屋の3代目だったことから家具に関わるようになったのですが、その家具屋は国会議事堂に納品するような、重厚で高級な家具の製造をメインにしていました」

しかし、長引く不況やリーマンショックの影響で、次第に経営が思うように立ち行かなくなっていった。さらに、森林伐採や海外からの木材輸入に規制が入る中で、YASUYOさんは、時代の移り変わりを感じ取っていた。

「当時、家具業界を取り巻く環境が徐々に変化していました。その中で、新しい材料を探す必要性を私たち夫婦は感じていました。そんなとき、天然素材の“竹”に出会ったんです」

1本の木が成木するまでには60年かかる。しかし竹は3年で伐採可能になるため、木に比べると竹は、非常に手に入れやすい素材だ。さらに軽量なのに強度が高く、丈夫であることも竹に惹かれた理由だった。

「落としても割れないその耐久性の高さに可能性を感じました。しかし当初は、社内の誰にも私たちの考えは理解されませんでした」

当時、会社にいたのは筋金入りの職人ばかり。時代の変化や新規事業など、誰も関心を持たず、社内では無視されるような存在だった。しかし、FUNFAMの運命を変えるプロダクトが誕生する。

「主人が若い頃、フレンチのフルコースを初めて食べたときに、どうしていいかわからず戸惑った経験があり、子どもにはテーブルマナーをちゃんと教えてあげたいと思っていたそうなんです。そこから生まれたのが竹で作った『テーブルマナーセット』でした」

同製品は、台東区・荒川区・足立区・墨田区・葛飾区の5区による産業活性化プロジェクト「TASKものづくり大賞」を受賞した。さらにパリのルーブル美術館でも展示、ニューヨークの「Museum of Arts and Design」では、永久保存品として扱われるほど、海外でも高い評価を獲得した。

「当時は他にもさまざまな賞をいただき、雑誌などにも数え切れないほど多く掲載していただきました。そこからFUNFAMの名前も世間に浸透していきました」

こうしてFUNFAMは、子ども食器ブランドのパイオニアとして広く知られるようになった。また、竹は縁起物ということもあり、お祝いの品としても多くの人から求められるようになった。

しかしなぜ、他社は竹を利用しなかったのだろうか?

「素材としての品質管理が難しく、また加工にも非常に高い技術と費用を要するからです。そのため当時は、他社で参入するところはありませんでした」

それでも竹を使うメリットは大きい。丈夫なため、子どもが落として割れる心配もなければ、使い方によっては何年も愛用することができる。それに、身体に優しい天然素材でもある。

「食卓は、家族の絆を育む場所です。なぜなら食卓を囲む回数はそのまま、家族の絆の深さにつながっていくからです。その大切な食卓で使う食器には、ぜひ安全なものを使用してほしいなと思います」

ちなみにFUNFAMでは、名入れのサービスも行なっている。食器に名前を入れると、こんな効果があるそうだ。

「子どもは自分の名前が入った食器を『あなたの食器よ』と言って渡すと、とても大切にするようになるんです。人は“想い”のあるものを大事にします。子どもが大切にしてるものなら、自然と家族も大切にします。そうやって食器が家族の絆を深めてくれる。FUNFAMの食器で、大切な家族の時間を少しでも多く育めたとしたら、子を持つ同じ親として、とても幸せに感じます」

Profile
Brand

天然素材の竹を使用した、子ども用の竹食器ブランド「FUNFAM」。代表取締役を務めるのは、離乳食の研究家でもあるYASUYO。初期の作品『テーブルマナーセット』がさまざまな賞を総なめにしたことで、竹食器のパイオニアとして知られるようになる。以来、安全性と機能性にこだわり、“食の楽しさ”を伝える食器を多数生み出している。またFUNFAMでは、基礎加工からレーザー加工、塗装まで、商品に関わるすべての工程を国内の熟練した職人が行なっている。

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